今日は寒いから、一緒にお風呂に入ろう。
そうお父様から提案された時、本当は嬉しくて仕方がなかった。
――お風呂の中で犯してもらえる。そう思って湯殿に向かったけれど、お父様は待てど暮らせど私の元には来てくださらない。
「……すまない、遅くなっ……」
のぼせたりはしないけど、それにしても遅い。
しばらくお風呂の中でのんびりとしていた私は、ようやくやってきたお父様にぶすっ……と不満げな表情を浮かべた。
「悪かった。本当に――お前が待っていると聞いて執務を終わらせたんだが」
「その後、至急でお仕事が舞い込んできたんですね」
「……ミハイルからの緊急伝令だったんだ。少しきな臭いことがあって……エフレムが出たから既に鎮圧はされているだろうが」
「そう、ですか。ミハイルお兄様から――」
ミハイルというのは、私と最も年が近い兄だ。
砦を一つ任されていて、なにかあった時にはすぐに伝令が飛ぶ。お父様と同じ天空龍の力を持っており、信頼されている指揮官の一人でもある。
そんな彼が緊急伝令を出したということ、次兄のエフレムお兄様が出たということから、状況があまりいいものではないということは理解できた。
「それは……その、ごめんなさい。そんな大変なことが起こっているって知らなくて……」
「いや、いいんだ。お前の元に知らせる手段はいくらでもあった――それを怠ったのは、私のミスだな」
広い湯船――多分私たち兄妹がみんな浸かっても十分なくらい広い湯船に、お父様がゆっくりと浸かってくる。
深く息を吐くその横顔から、かなり焦らせてしまったのだろうというのが分かった。……確かに、遣いを出してくれたら状況がすぐに分かったのに。
「お父様でも、焦ることがあるんですね」
「ここ百年ほどはなかったが、さすがにな……優秀な子どもたちのおかげで、何事も先手を打った行動をとることができる」
ちゃぷ、と軽くお湯を揺らし、お父様がこちらに手を伸ばしてきた。
普段はしっかりとまとめられているお父様の銀髪が、湯気とお湯で崩れている――隙のない姿ばかりを見ているせいか、その表情は新鮮で少し幼く見えた。
「こちらへ。……機嫌を取らせてもらえないか?」
「……は、はい」
心なしか優しい声で名を呼ばれ、そっとお父様の側へと近づいた。
すると、すぐに肩を抱き寄せられる。お互いの肌と肌がぴったりとくっつくと、低い心音がこちらの体に伝わってくるようだった。
「んっ……♡」
「膨れ面のお前も可愛らしい。叱られてみるのもいいかもしれないな」
「や――お、お父様を叱るなんて、そんなっ……んんっ♡」
かぷ、と軽く噛みつくように唇を奪われた――かと思ったら、大きな手がそのまま下腹部をまさぐってくる。すりすりと柔らかく子宮の上を撫でられた瞬間、私の体は熱を宿して力がどんどん抜けていった。
「んは、ぁっ……♡♡」
「たまに厳しくされるのもいいものだ。……ほら、こちらに来なさい。私を叱ってくれるんだろう?」
クッと低い声で笑ったかと思うと、お父様が軽々と体を抱え上げてきた。
そのまま、硬い腿の上に座らされると、お腹のあたりにはすぐに熱くて大きなおちんぽが擦りつけられた。
「っ、ぅ……♡あ♡お、お父様――パパ、ぁ♡もうおちんぽ大きくっ……♡♡は、ぁっ♡」
「あぁ。急いで来たせいか……どうにも制御ができない」
分厚い舌で唇を舐めたパパが、くちゅ……♡♡と淫口におちんぽを擦りつけてくる。何度もその熱楔で押し広げられたおまんこは、すぐにぐずぐずにとろけ始めて挿入の時を待っていた。
「あ、ぁっ……♡♡ん゛ぁ゛、ッ♡も、やぁっ――ヤダ、我慢できない……♡♡挿入れて♡パパ♡おねがい、しますぅっ……♡♡」
くちゅ♡ぐりゅ……♡♡♡と軽く先端でおまんこを刺激されただけで、何度も犯された快感を思い出して腰が揺れてしまう。
太い首に腕を回しておねだりすると、パパは小さく笑ってゆっくりと腰を沈めてきた。
「お前が望むのならば、いくらでも与えてやろう」
「ッ、ん゛ぉッ……♡♡ぉ゛ォお、ッ♡」
ぢゅぶっ……♡♡ぬ゛ぶぶッ♡ぢゅぷんっ……ずりゅ、ぐぷぷっ……♡ぶちゅんっ♡♡♡
ガチガチに張り詰めていたおちんぽが、ゆっくりと蜜窟を押し広げて最奥まで到達する。
それだけでも気持ちいいところをたくさん刺激されているのだが、パパは敢えて動きを止め、焦らすようにグリグリグリ♡と亀頭で奥を押し込んできた。
「ぉ゛♡ん、ぉっ……♡♡♡ふぁ゛、ァっ♡やだ♡♡これ――う、動いてぇっ……♡♡♡あ゛ァ、っ♡パパ♡動いてっ……んんぅっ♡」
「もう我慢ができないのか?」
「で――でき、にゃ……♡♡ッひ♡で、できません……♡♡パパのおちんぽで♡子宮口グリグリってされてぇ……♡ンは、ァ♡あ♡ぁんっ♡♡♡力、はいんにゃ、ぃ……♡♡ぁ、はぁっ……♡」
突き立てられているおちんぽ全体に、媚肉が絡みついて直に快感を受け取ってしまう。
腰を揺さぶりたくても上手く体に力を入れることができず、私はひたすらパパに縋りついてその慈悲をねだるしかなかった。
「挿入れただけでぇ……♡♡♡も、動けなくなっちゃった♡♡パパ♡パパぁ……♡お願い、うごいてぇ……♡♡♡わたしのおまんこ♡ドチュドチュってしてほし、ぃ……♡♡」
うずうずと甘く疼くおまんこを抱えたまま、力なく腰を左右に振る。
すると、パパはふー……ッ♡と深く息を吐き、それからしっかり私の体を抱え直した。
「いい子だ。……しっかりとおねだりを口にできたね」
「ッは、ぁんっ……♡♡ぅあ、っ♡あぁぁっ……♡♡♡」
「――ご褒美をあげよう」
ばぢゅんッ♡♡♡と下から強い突き上げを受けて、目の前で星が爆ぜた。
「ぁ゛、はぁァっ……♡♡」
大きく奥を穿たれて、同時に湯船が大きく波打った。
「ッひ、ぃ゛……♡♡」
「しっかり掴まっていなさい」
腰をがっしりと掴まれたかと思うと、そのままぢゅぷんッ♡と大きく奥を穿たれた。ぎっちりとパパのおちんぽを咥えこんだおまんこが更にキツく締まって、お湯の中でぐらりと体が傾いてしまう。
「やぁ、んんっ……♡は、っ♡♡これ、んぁっ……♡♡ふわふわ、する♡ぁ゛ッ……♡♡」
「湯船が揺れるからな……抱き着いた方がいいか」
「ん……」
促されるままにぎゅっとパパの体へ抱き着くと、そのまま唇を塞がれた。
お風呂の湯気でにわかに湿った唇を重ね合わせながら、ぬ゛ち♡ぬ゛ち♡♡と奥を小刻みにノックされる。
「ん゛む、ぅ……♡♡ッふ、ぅ♡んちゅぅっ……♡♡♡はぁ、ぁっ……♡♡奥の方♡ズンズンってされる、の♡♡んふ、ぁ♡好き♡大好きっ……♡」
「――ここか?」
「ぁ゛、ぁあっ♡うんっ♡そこっ……♡そこきも、ちぃ♡♡ぁ、ふっ♡♡♡んぅう……♡♡ちゅぅうっ♡」
パパに何度もキスをされながら、おまんこの奥にもとちゅ♡とちゅっ♡とキスをされているみたいだった。
体がどんどん熱くなってきて、快感に耐えられない。緩く腰を振ってみると、今度はパパがやんわりと胸をまさぐってきた。
「ぁ――ん、ぅっ……♡♡おっぱい、さわって……♡♡♡触ってください……♡ん、こっちも気持ちよくなりたい……♡♡♡」
「もちろんだとも。腕で胸を寄せて」
「はい……あ、ぁあっ……♡♡ひ、っ♡乳首摘まむの、ぉ゛ッ……♡♡ほ、ぉ゛♡ぎも、ぢっ……♡♡♡あぁ、あっ♡ンっ♡」
大きな手のひらでふにふに♡と軽く全体を揉まれたかと思うと、今度は指先でぎゅっ♡ぎゅっ♡♡と乳首を摘ままれて押しつぶされる。
まったく種類の違う快感を叩き込まれた私は、腰を反らしてその快感に耐えようとした。
だが、それを許さないと言わんばかりに膣奥を押し上げられ、抵抗するだけの力もなくなってしまう。
「っは、ぁ゛あぁ~~~♡♡♡や、だめっ♡それは、ぁああっ……♡♡イく♡も、イっちゃうっ……♡♡パパにおまんこと乳首♡ぎゅ~ってされてイく、ぅうっ♡♡」
「好きなだけイくといい。……触る場所はこれだけで十分か?」
「ふ、ぁ……♡ふぁ、はい……♡いい♡いいですっ……♡♡パパにおっぱいつねられてイくっ……♡♡んは、ぁあっ♡イきます、からっ♡♡♡ぁあっ……♡」
ぞわっ……♡と、腰のあたりが疼くような感覚が込みあがってくる。
もう何度も受け入れてきたはずの絶頂の前触れが――ただ湯船の中にいるというだけで、未知の恐怖を携えているような気がした。
(っ――怖い……)
もっと気持ちよくなりたい、けど――少しだけ怖い。
ぎゅっとパパに抱き着いて、そのほのかな恐怖を遠ざけようときつく目を閉じた。
すると、それまで胸元に添えられていた大きな手のひらがそっと頭を撫でてくれる。
「あ……ぱ、ぱ」
「どうした?」
「……ちょ、っと――怖いんです。その……お、お風呂の中で、したことがなくて。気持ちいいけど、怖い……♡」
このまま気持ちよくなったら、本当におかしくなってしまいそう。
逞しい胸に体を預けてそう呟くと、何度か優しく頭を撫でられた。
「側にいるのが私では不安か?」
「い、いいえ……! そんなことは――」
「それなら、このまま掴まっていなさい」
頭から背中のラインをなぞるように、指先が滑る――その直後。
「っ、はぁあっ……♡」
ぶぢゅっ……♡♡♡とさらに強く奥を穿たれ、そのまま何度も何度も荒々しいピストンが繰り返される。
私は夢中でパパの体に抱き着き、せりあがってくる快感を余すことなく受け止めた。
「ん、ァっ……♡♡ッは、ぅ♡イく、っ……♡♡♡パパ♡パパぁっ……♡」
ぢゃぷ、と湯船が大きく波打ち、その瞬間に目の前が白く塗りつぶされる――♡♡
「っんんっ……♡」
「く――」
びゅるっ……♡♡と熱いものがお腹の中に流し込まれた瞬間、ぞくっ……♡と重怠い愉悦が全身へと広がっていく。
逞しい体にぎゅっと抱き着きながら絶頂を迎える私を抱えたまま、お父様は深く深く息を吐いた。
「っ……どうだ? 怖かったか」
「い、いいえ……その、大丈夫でした……ん、っ♡パパ、に……しっかり、掴まっていたから」
濡れた額や頬に何度かキスをされると、先ほどまで頭の中を覆っていた不安がじんわりとお湯の中へ溶けていく。
なおもビクッ♡ビクッ♡♡とヒクつくおまんこを刺激されたが、ハメられた肉幹は射精した後だというのにしっかりとした硬さを保っていた。
(――多分、これは……)
……お父様はまだ、十分には満足していない。
それに気が付いてしまった以上、ここで私だけが気持ちよくなってやめます、とは言えなかった。
「……お父様」
「どうした?」
「お体を洗いませんか? お湯に浸かっているだけでも十分ですが――よければ私に、お背中を洗わせてください……♡」
ふに……♡と胸を押し付けながらそう囁くと、耳のすぐ横から小さく笑う音が聞こえてきた。
「もちろんだとも」
艶めいた声が鼓膜に絡んで、腰がびくっ♡と跳ねる。
注がれる視線にこもった熱に、まだまだ浴室から外に出ることは叶わないのだと悟ってしまった。