「はー、あっちぃ! ヤベーな外!」
「エフレムお兄様が暑いっていうのって、結構すごいんじゃ……」
バタバタと手扇で首元を扇ぎながら、エフレムお兄様が部屋にやってきた。
どうやら朝から兵士の訓練を視察していたようだが、どんどん気温が上がってきてしまったらしい。
城の中はしっかりと空調が効いているのだが、やっぱり外は――この時期かなり暑くなる。天空国という名に恥じぬほど、私たちの国は空に近い。それだけ気候の影響を受けやすかった。
「本当だったら俺も訓練つけたかったんだけどなぁ、副官に『殿下が出たら死人が出ます』って言われて――全員屋内訓練に変更なんだってよ」
「あらら……お兄様、お水は飲まれましたか?」
「あぁ。ルカ兄に持たされた永久氷も革袋に入れてんだ。コレがあるだけで随分違うな」
さっすがルカ兄! と笑うエフレムお兄様は、腰からぶら下げていた小さな袋を取り出した。
中に入っているのは、ルカお兄様が過ごす氷洞の永久氷だ。特別なもので、火の中に入れても溶けないという性質をもつ――もっとも、その氷を分け与えてくれたルカお兄様は、夏に先立って氷洞へ向かってしまった。
「あーあ、ルカ兄が羨ましいぜ。今頃氷洞で涼んでるんだろーなー」
「エフレムお兄様、寒い場所苦手じゃないですか」
「まぁそうなんだけどよ。暑さもよぉ、こう……カラッとしてるんならいくらでも耐えれるんだ。けどアレだな、ジメジメしてんのはダメだ」
炎の中でもピンピンして仁王立ちできるエフレムお兄様だったが、湿度が絡んだ暑さは苦手であるらしい。
軍服を雑に脱ぎ捨てて半裸になったお兄様は、私が座っていた寝台の上に腰を下ろした。
筋肉質な肌には確かにじっとりと汗をかいており、髪も若干汗ばんでいる。
「先に風呂行けばよかったな。暑苦しくて悪ぃ」
「大丈夫ですよ。……体を拭きましょうか。水桶を用意してもらいますね」
「あぁ――」
少しぐったりした様子のお兄様を寝台に寝かせ、私は冷たい氷水を張った水桶を用意してもらった。
布を濡らして、そっとエフレムお兄様の体を拭いてみた。すると、低い唸り声みたいなものが聞こえてくる。
「うぁ~……気持ちいい……」
「よかった。お兄様、体温を貯め込みやすい体質ですもんね」
「あぁ――体がスーッとして、いいなこれ。何入れた?」
「ハッカ油を少し。大分希釈していますが、痛くありませんか?」
「平気だ。うん、気持ちいい」
本当に心地好いらしく、エフレムお兄様はそっと目を閉じ、気持ちよさそうに深く息を吐いた。
私はあらわになった彼の上半身を布で拭きつつ、もう片方の手でふに……♡♡と胸元を軽く揉んでみる。
「んぁ? どうした――誘ってんのか」
「……少しだけ。でも、お疲れなら我慢します」
クスクス笑って、そっと自分の頬を彼の胸に押し当ててみた。すると、エフレムお兄様の大きな手がやんわりと肩に触れる。
「ん……」
「お前を拒むわけないだろ? お前の体、俺より冷たいし――ん、ぁ……このまま触ってくれよ」
ニヤッと笑ったエフレムお兄様に、私は自分の唇を押し付けた。
体を拭いた場所はやや苦みが残るので、それ以外の場所に何度もキスを繰り返す。
「ん、ちゅ……♡んむ♡♡ん゛っ……♡♡は――お兄様の体、本当に熱い……♡♡」
火照った体をじっくりと撫でまわし、下半身にも手を伸ばす――下腹部は既に大きくなっており、ゆっくりとベルトを外して布を緩めると大きな肉竿がばるっ♡♡と飛び出してきた。
「暑くて興奮してんだ」
「じゃあ――熱いのいっぱい出して、少し涼しくなりましょうね……♡♡」
しゅる……♡♡と右手を伸ばして、大きく怒張したおちんぽをゆっくりと扱いていく。
既に限界まで怒張していたおちんぽは、軽く扱いただけでもビクビクッ♡♡と震え始めた。
「おっきぃ……♡♡ん、っ♡♡」
しゅこ♡しゅこっ♡♡と右手でおちんぽを扱くと、すぐにそこがずぅんと重たくなる。
(すぐ出ちゃうかな……)
暑いと言っていたから、こちらの方もすぐ出てしまうかもしれない。
それだと、少し物足りない――ゴクッ♡と喉を鳴らした私は、エフレムお兄様の体に自分の体を密着させ、そっと乳房を押し付けた。
「……お兄様。こちらも触れてください……♡♡お兄様の体に触っていたら、私まで熱くなってきてしまって――♡♡」
「ん? なんだ、乳首勃起させて可愛いな♡服の上からでいいのか?」
むぎゅぅ……♡とおっぱいを押し付けると、布の上からでも小さな蕾が丸わかりになってしまう。
薄く笑ったお兄様に向かって首を横に振ると、彼は大きな手で私の服を脱がせてくれた。
「後で一緒に、水風呂でも浴びに行こうぜ」
「いいですね。汗を流すのに気持ちいいかも……あ、ぁっ♡♡」
むにゅんっ♡と不意におっぱいを鷲掴みにされ、腰のあたりがゾワゾワする。
私はお兄様のおちんぽを扱く手を止めずに、何度か優しく扱き上げた――すると、戯れるようにエフレムお兄様の八重歯が乳首を引っ掻いていく。
「ぃ゛ッ……♡♡ひ、ぁあ♡♡やっ……♡」
「――痛いか?」
「い、痛くない、です♡ン♡気持ちいい……♡♡」
カリ♡カリ♡と乳首を軽く噛まれながら空いた胸を揉まれて、どんどん呼吸が荒くなってしまう。
同時に、お腹の奥がジンジンと痺れてくる――奥の方に触れられたいのに、上半身ばかり責められているのがなんとももどかしい。
「んは、ァッ……♡♡♡エフレム、お兄様♡ンっ♡♡♡も、これっ……♡♡おまんこ切なくなって、きちゃった……♡♡♡ください♡お兄様のあつあつおちんぽ♡♡んむ♡んっ……♡♡♡」
「はは――いい子だ。じゃあこのまま、俺の上に乗って……腰振れるか?」
「はい……♡♡」
びぃんっ♡♡と大きく空を仰いでいるおちんぽの上に跨って、自分からゆっくりと腰を下ろしていく。
触れずともわかるほどに濡れそぼった蜜口が、大きく丸い尖端をにゅぶぶぶっ……♡♡♡と飲みこんでいくのが分かった。
「ぁ゛、あぁ~~……♡♡ひぅ♡あ、ンぁあっ……♡♡♡」
「はは、っ♡可愛い声……♡ほらほら、しっかり腰振れよ♡自分で宣言したんだからな♡♡」
「は、ひ♡♡ンァ♡あ゛ッ……♡♡♡」
ぬ゛~~ッ……♡と大きく腰を持ち上げた後、脱力してばぢゅんっ♡♡と腰を落とす。
そうすると自重でもって、深いところまで極太おちんぽが突き刺さるのだ。串刺しにされるようなその衝撃と肉棒の熱さがどうしようもなく気持ちよくて、何度も腰を振って快感を追いかけてしまう。
「ンぁ、あ♡はぁッ……♡♡♡お兄様♡ンっ♡おちんぽ熱いぃ……♡♡♡ぉ゛ッ……♡ほぉ゛♡お、ォ♡♡♡」
「お前のまんこの中もグチョグチョで、すげー熱い……♡♡ん、っ♡ほらこっち向け♡溶けねぇように舐めてやるから……♡♡」
そう言うなり、エフレムお兄様はべろぉ……♡と私の頬を舐め、ぐりぐりと深いところに先端を押し付けた。
重く痺れるような快感は、さっきまでの突き上げるようなものとはまた種類が違う。
「ひッ♡い、ぁっ♡♡♡あぁ♡おに、ひゃま……♡♡ンぁ♡あっ♡♡♡ぢゅぽぢゅぽきもちぃ……♡」
ぬ゛ぶっ♡ぐぢゅっ♡ずりゅりゅっ……♡♡♡ぱんぱんぱんっ♡ずぷんっ♡
肉厚な雁首で膣内の襞を一気に擦られ、長い幹がその後ろでぐずぐずとナカ全体を甘やかしていく。
それに応じるようにおまんこが収斂して、お兄様の抽送がどんどん速くなっていった。
「ん゛ァ♡ひっ、ぅ……♡♡♡あ゛♡きも、ちぃ……♡♡」
「まだイくなよ♡ほらほら、我慢しろ♡我慢ッ……♡♡♡まんこ締めて♡勝手にイかないように歯ァ食いしばれよ♡♡」
「は、ひ♡ぁ♡♡これっ……でもぉっ♡♡我慢つらい♡ン、ひぃ♡♡ひぎゅっ♡♡♡」
ぬっぽぬっぽ♡と音を立てながら、軽く膣内を耕される。
まだまだピストンの速度にも重さにも余裕があるのに、蕩けたおまんこはジンジンと疼いて『早くイきたい♡』と叫んでいるみたいだった。
「あ……♡♡お、おなか♡ぎゅぅうってなっちゃう……♡♡♡」
「だめだ。まだだぞ~♡キスしてイくの我慢しような……♡」
れぇ……♡と舌を伸ばしてきたエフレムお兄様が、そのままぱっくりと私の唇を食べてしまった。
呼吸ごと封じられた私は、蛇のように蠢くその舌先を受け入れるしかない。ぬ゛りゅ……♡♡と歯列をなぞる動きを感じて目を閉じると、更に強く体が抱きしめられた。
「ん゛ッ♡ん、んぅっ……♡♡ちゅ、むぅっ♡♡♡」
――エフレムお兄様のキスは、深くて熱い。
本当に、触れた場所からチョコレートのようにとかされてしまうんじゃないか――そんな考えが、ふと頭をよぎった。
(でも、それでも……)
それでもいいから、触れられていたい。生命が燃える炎のようなお兄様のぬくもりに触れる度、そんなことを考えてしまうのだ。
「あ、ぁっ……♡♡くぅっ♡ん、イきた、っ……♡♡♡お兄様♡イきたい♡おまんこイきたいですぅっ……♡♡♡」
腰を震わせてそう懇願すると、エフレムお兄様がスッ……と目を細めた。
そして、そっとその手が腰に添えられる。
――来た。そう思った瞬間、下から力強くぶちゅんっっ♡♡♡と腰が打ちつけられた。
「お゛、ォっ……♡♡ぉ゛♡ンぉおっ……♡♡」
「そんなにイきたいか? じゃ、そろそろしっかり中出ししてやるからな……♡♡ん、っ♡気絶しないようにしっかり掴まってろよ♡♡」
ばぢゅっ♡♡ぶちゅんっ♡ぐちゅぐちゅぐちゅっ♡♡♡ぬ゛ぱんっ♡ぱちゅっ♡♡ぶちゅっ♡♡♡
水っぽい音を立てながらおまんこを突き上げられ、私はされるがままに全身を強く揺さぶられた。お腹の奥までずっぽりと咥えこむことになった肉竿は、無遠慮に柔らかな肉を踏み荒らしていく。
「い、ひぃっ♡♡♡イぐっ……♡♡♡ぉおっ♡ん゛っ♡好き♡♡おちんぽらいしゅきっ……♡♡♡」
ぶちゅぶちゅと重たい音を立てながら膣奥を耕され、すっかりろれつが回らなくなってしまった。
エフレムお兄様は容赦なくピストンを続け、その度にお腹の奥の方が重たい痺れを生み出していく。
(お腹ッ……♡♡ビリビリするぅ♡おちんぽで突かれるたび♡♡♡キュンキュン止まらない♡子宮疼く♡♡♡エフレムお兄様のおちんぽに♡子宮で恋しちゃう……♡♡♡)
すっかり全身に力などはいらなくなっていた。
それでも、体勢を崩さないようになんとか腹筋に力を入れる――だが、どうやらそれは無駄な抵抗ととられたらしい。
エフレムお兄様は一度軽く腰を引き、それから反動をつける形でぶちゅんっ♡♡ぐりゅっ♡♡♡と最奥を穿ってきた。
「あ゛~~ッ……♡♡♡これ、らめぇっ……♡♡」
ガクガクと腰が揺れて、重たい愉悦にぷしゃっ♡♡と潮を吹いてしまう。
それでも、始まった抽送は止まらない。リズミカルに腰を打ち付けられ、快感の逃げ場がないように太腿を抑えつけられてしまう。
「ンぁ♡あ゛ッ……♡♡おに、しゃま♡おっ♡♡♡お♡ちんぽ強い♡あ゛ァ、っ♡♡♡イく♡また♡♡♡またおまんこイきますぅっ……♡♡」
「ぐぅうっ……♡」
低い唸り声が聞こえるとともに、ぎゅぽっ♡♡と音が聞こえ――奥の奥、本当は踏み荒らしてはいけないところまでしっかりと亀頭がはまり込んでしまった。
普段はそこまで触れられることもないので、一瞬だけ異物感が快感を上回る。
だが、再び軽く腰を揺さぶられ、煮えたぎるような熱い液体を射精されると、すぐに頭の中が快感で塗りつぶされた。
「お゛ッ……♡♡♡」
びゅぅっ♡♡びゅく♡びゅるるるるっ……♡♡♡ぶぴゅっ♡ぶぢゅぅうっ……♡♡♡
粘っこく、いつもより熱い気がする精液。それをたっぷりとお腹の中に流し込まれて、私は背を逸らしながら二度目の絶頂を極めることになった。
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「は~……やっぱり風呂はいいなァ! 一発ヤった後の風呂は、汗も流れてスッキリするから大好きなんだよ!」
そうして、一通り楽しんだ後は温水に浸かって入浴タイムだ。
完全に冷水にしてしまうと逆に体が火照るため、水温は下げてぬるめの温度で汗を流す。
「エフレムお兄様、なんでそんな元気なんです……?」
「基礎体力の差だな!」
ガハハ、と豪快に笑うエフレムお兄様の腕に抱かれて、私はすっかり疲労困憊だった。
あれから更に三度イかされ、半分意識を失った状態で大浴場に連れてこられたのだ。
「悪かったよ。でも、こうやって風呂入ったら気持ちいいだろ?」
「き、気持ちいいですけどぉ……」
ちゃぷ、といつもよりひんやりしたお湯の中に体を沈める。お湯の中には精油が入れられていて、華やかな香りが心地好かった。
「風呂上がったら甘いモン食うか。アレがいいな、氷を削って果物の汁かけたやつ!」
「エフレムお兄様……流石にお腹壊します……」
竜の国に、短い夏がやってきた。
ひんやりした水温とほんのりと温かい体温を感じながら、私はしばらく揺蕩う水の感触を楽しんだのだった。