Skebでご依頼いただいた小説です。
屈折て重すぎる愛を異母妹に抱く二人の兄のお話
「……おはようございます、お父様」
「あぁ、おはよう。席に着きなさい、ナターリヤ」
齢五十も近い父――ギルフォード・ディ・レアヌス伯爵は、食堂に入ってきた私の姿を認めるなり着席を勧めてきた。
レアヌス伯爵家。国王陛下から絶大な信頼を寄せられる私兵団『銀の三叉槍』を有し、王国の裏社会を牛耳っているこの家は、なにもかもが庶民の暮らしとは桁違いだった。
「おや、私たちには挨拶をしてくれないのかい? 可愛いナターシャ」
「挨拶は礼儀として基礎も基礎――レアヌス伯爵家に名を連ねるものは民の規範であれ。ナターリヤ、もう一度だ」
広すぎる屋敷の中も、ようやく覚えてきた。家族が全員揃うことが決められている朝食の席で、私の名を呼ぶのは若い二人の男性だった。
「……おはようございます、リディお兄様。エデルお兄様」
「おはよう、ナターシャ。よく眠れたみたいだね……義母上の葬儀の後よりずっと顔色がいい」
「栄養状態も改善されたようだ。父上、そろそろナターリヤにつけている護衛を減らしてもいい頃では?」
私――ナターリヤ・ディ・レアヌスには、二人の兄がいる。正確には、一年ほど前にできた、とでもいうべきか。
「あぁ……そうだな。身近に人が多ければ気も休まらんだろう。リディ、お前が妹の護衛を三人選びなさい」
「ありがとうございます、お父様。では、うち二人は私とエデルではいかがでしょう。せっかくできた末の妹ですから、この家でお父様を除いた一番の実力者を護衛につけたいのです」
柔らかい銀髪を揺らし、まるで天使のように微笑んでいるのが長兄――リディお兄様。優しく女性のような外見とは裏腹に、すでにお父様の跡取りとして王国の裏社会をほとんど掌握している。
……この人はなにかにつけて、私のやることなすことを監視したがっている。
一年前、母が亡くなる寸前に現れたリディお兄様は、お父様の命令として私たちを屋敷へと迎え入れた。以来、母が亡くなっても私の監視を続け、自由を奪い続けてきた。
「お前とエデルを? 体術だけで評価すれば、エデルの方が上だが――」
「……瞬発的な力でしたら、俺もリディ兄上には負けません。ですが、持久力となると話は別……特にリディ兄上は、父上から直接体術を仕込まれているのでしょう? レアヌス流、一子相伝の暗殺術……使われれば俺とてひとたまりもありません」
次兄のエデルお兄様は、下手すればリディお兄様より厄介だ。
この家の子どもたちは皆母親が違い、エデルお兄様はエキゾチックな黒髪と鷲色の瞳をしている。お父様に似て体格がよく、軍人として中央軍部でエリート街道を邁進している――典型的な職業軍人だ。
寡黙でなにを考えているのかよくわからないけれど、私に仕えている使用人たちは皆エデルお兄様のことをとても恐れている。
「それに……先日、ナターリヤの侍女が彼女のドレスを駄目にした件がありましたね。ナターリヤは処罰を行いませんでしたが、やはり仕置きというものは必要なのではと……」
「なっ……お待ちください、エデルお兄様。あの者も、決して故意でやったことでは……私の不注意も原因でしたし、処罰を下すべきでは……」
「それが甘いと言っているんだ。ナターリヤ、お前は誉れ高きレアヌス伯爵家の長女……使用人の教育くらいは仕方を覚えておくべきだ。なんなら、俺が手本を見せることもできるが」
低い声で咎められて、背筋に冷たいものが駆け抜ける。
本当に彼らが、私と血がつながった兄なのかと思うくらい――いや、この国の貴族とはそうであるのかもしれない。
長らく平民として暮らしていた私には、二人の兄、そして父の思惑が理解できなかった。
「……ご忠告、感謝いたします。ですが、使用人の件については私にお任せください。至らないところもございますが、これでも彼女たちの主としては恥じるところのないよう、努力をしているつもりです」
「ナターリヤはよくやっている。家庭教師も、お前の出来の良さを褒めていたぞ。男であったならばリディの執務補佐につけていたとな」
「ありがとう、ございます」
父は裏社会を統べる、この国の影の国王だ。このレアヌス伯爵家にも王家の血が流れているらしく、社交界では誰もが私たちにかしずき、顔色を窺っている。
そこに突如「娘」ができても、貴族たちは最初から私が伯爵家に名を連ねていたかのように接してきた。
「だが、お前たち二人をナターリヤにつければ私たちの仕事が滞ってしまう。お前の信頼がおける人間を護衛につけなさい」
「かしこまりました、お父様。後でエデルとも相談しておきます」
完璧な長兄は、にっこりと笑って朝食のパンを口に運んだ。
……実際、この家での暮らしは今までのものよりもずっと豊かで、恵まれたものだった。温かいベッドと暖炉、美味しい食事に、教育は最高のものを受けさせてもらえる。
母が元々教師をしていた関係で、文字が読めたのは幸いだった。おかげで、この家に来てからも苦労することは少なかった。
「そうだ――ナターシャ。先日、アイドウェルン子爵が君に会いたがっていたけど……あの家はあまり、いい噂を聞かなくてね。私の方で話は断っておいたよ」
「え、あ……アイドウェルン子爵様、ですか」
そういえば、先日の夜会で声をかけてもらったような気がする。
人が多くて夕涼みをしていたところ、飲み物を持ってきてくれたのがアイドウェルン子爵だったはずだ。多少年は取っているけれど、いい人ではあった。
「悪い噂――あぁ、子爵領で薬物原料の栽培がおこなわれているとかいうアレか。彼の子爵が、本気でナターリヤを妻にと望んでいるのならば、適当に話を流すことはできるが」
「ご冗談を、お父様。子爵家は先代の放蕩が原因で財政が傾き、違法薬物の材料を栽培することでその負債を返済している最中だとか。そんなところに可愛いナターシャを嫁がせれば、ひいてはレアヌス伯爵家の破滅にもつながりかねません」
食事を終え、紅茶を飲んでいたリディお兄様が、そう言ってお父様の方を見た。……二人が長く視線を交わしている時は、決まってあまり良くないことが起こる。
「では、国王陛下に進言しておこう。子爵領の薬物栽培について、お前の方で確固たる証拠を掴んでおけ」
「はい。明日には結果をお届けできるかと」
――明日には、アイドウェルン子爵家が摘発される。
そんなやりとりを、この親子は朝食の席で決めてしまうのだ。これが貴族社会では当たり前のことなのかはわからないが、私からしてみるととても恐ろしいもののように思える。
「……ナターリヤ、食事が進んでいないようだが。体調が悪いのか?」
「えっ……いえ、そういうことでは……」
「原因を簡潔に言え。早急にその原因を排除してやろう」
一方で、エデルお兄様がリディお兄様よりも劣っているかと言われれば、絶対にそうではない。
私の顔色一つを見るにしても、彼はそういう洞察力が鋭いらしい。それをこの一年で痛いほど知ったからこそ、私は必死でポーカーフェイスを習得した。
「なんでもありません。ただ、少しソースの味付けが濃いような気がして」
「では料理長を呼ぶがいい。処罰を受けさせる」
「いえ――それは必要ありません。母から聞いたのですが、こうしてパンをつけて食べると、とてもおいしいとか」
貴族の令嬢は、ソースをわざわざパンにつけて食べたりはしないだろう。
けれど、私のせいで料理長が罰せられるよりは、私が無作法の処罰を受けたほうがいい。そうして味がしなくなったパンを食べていると、お父様が懐かしそうに目を細めた。
「亡きマリーチカも、無駄を嫌う清廉な性格だった。お前にはその清らかな心根が受け継がれたのだろう。エデル、料理長の処罰はなしだ」
「かしこまりました、父上」
……生きた心地がしなかった。
そうして食事を終えると、私はやっと自由の身だ。いや、この家にいる以上、自由などないに等しいけれど、それでも父や兄の側にいるよりはずっと気分が楽になる。
「お嬢様、お手紙が届いております。宛先は、ヴェート・カリグチュア」
「あ、ありがとう。友人からです」
部屋につくと、氷のように冷たい声音の侍女が手紙を差し出してくれた。
ヴェート――私がまだ、母とともに町で暮らしていた時の友人だ。
リディお兄様に屋敷に連れてこられてからは疎遠になっていたけれど、こうして手紙をくれるなんて。
「お返事を書きたいのですが、ペンと紙をいただけますか?」
「かしこまりました。すぐにご用意いたします」
ヴェートからの手紙は、自身の近況や街の様子が細かく書かれていた。
私がいなくなって寂しい、と綴られた文字を眺めていると、泣きたくなってしまう。彼は私の友人で、初恋の人だった。
「あの……この手紙は、お兄様たちには……」
「お嬢様宛のお荷物は、全てリディ様に報告をするようにと言いつけられております」
「……あの、他の荷物は報告をしてくださって構いません。ですが、この手紙は――とても私的なものなんです。だから、お兄様には黙っておいてくれませんか……」
侍女は一瞬怪訝そうな表情を浮かべたけれど、私が何度かお願いすると案外あっさりと頷いてくれた。
「それでは、お返事は私が届けておきます。リディ様への報告は行いません」
「ありがとうございますっ!」
念のために、侍女には金貨一枚を握らせておいた。
そうして、私とヴェートは何度か手紙のやり取りを行った。
私の方も、慣れない貴族の邸宅での暮らしの苦労や、昔ヴェートと遊びに行った路地裏が懐かしいこと、そしてお兄様たちのことを書いた。
昔の友人との文通はなにもかもが懐かしく、私は手紙を書いている時だけは生き生きとして、唯一それだけに楽しみを見出した。
そんな、ある日のことだった。
「ぁ――」
――逃げて、しまわないか。
そんな一文が手紙に綴られていた。屋敷を出て、田舎で一緒に暮らそう。
職人の道を歩み始めたヴェートは、郊外の工房で働くことになったらしい。狭い宿舎だけど、衣食住の心配はしなくていい。
その言葉に、私の心はグラグラと揺れた。
「ここを、出られる……?」
母が生きているならためらいは生まれたかもしれない。だけど、もう母は亡くなっていて、私は結婚するまでこの家に縛り付けられるはずだ。
それなら、逃げ出してしまってもいいんじゃないか。
そう思い立ったら、行動は早かった。侍女に頼んでヴェートに手紙を出してもらい、月のない夜に彼と落ち合うことを決めた。
――決めた、はずだったのに。
「残念だ、ナターリヤ。せっかく年の離れた妹ができたと思い、できるだけ心を砕いてきたつもりだったが」
「違うよ、エデル。悪いのはナターシャじゃない。この家にまだ馴染めていない彼女を誘惑した、このヴェートとかいう男のせいなんだから……可哀想なナターシャ。お義母様を亡くした痛みが癒えないのに、あんな男に引っかかるなんて」
月のない、暗い――暗い、夜だった。
なんで、私は自分の部屋にいるんだろう。ヴェートと一緒にこの家から逃げようと、外に出たはずだったのに。
頭が痛い――体が、まともに動いてくれない。
「ぁ、うっ……」
「逃げようとしても無駄だ。……覚えているか? 夕食の際、紅茶を飲んだだろう。無味無臭の秘薬――我がレアヌス伯爵家に伝わる薬を仕込んでおいた。お前はしばらく動けないだろうよ」
珍しく饒舌なエデルお兄様が、部屋の明かりに火をともした。
部屋の中はぼんやりと明るくなり、ようやく私は状況を把握した。
……逃げられなかったんだ。
「月がないから、ナターシャの可愛い顔が見えないんだ。ほら、これでよく見える」
「ぅあ――や、リディ、お兄様……」
「私に手紙を見せないようにって、侍女にお願いしたんだって? そこまでは頭が回ったみたいだけど――彼女は私たちに忠実でね。代わりに、手紙はエデルが検閲したよ」
私が転がされたベッドに腰かけてきたリディお兄様は、耳打ちをするように顔を近づけて、そっと囁いてくる。
「年が離れていても、母親が違っても、私たちは大切な家族だ。なのに、こんな風に抜け出そうとするなんて――悪い子だね、ナターシャ」
「や――ッあ、ぅっ……」
生温かい舌が、れろぉ……♡と首筋を這ってくる。柔らかい感触から逃げ出そうと体をよじると、今度はエデルお兄様が私の体を組み敷いてきた。
「ぁ……」
「逃げられはしない。……従順な妹であれば、ここまで強硬な手段をとるつもりはなかったが」
ビリッ……! と音を立て、着ていたドレスが破かれたのはその時だった。
真紅のドレスが無惨に引き裂かれて宙を舞う。
「やあぁっ……! やめっ、お兄様――」
「やめてなんかあげないよ。これはナターシャへの罰なんだから……それに、あの――ヴェートくんだっけ? 彼のこと、死なせたくはないだろう?」
……ヴェート。
そういえば、彼は今どうしているんだろう。お兄様たちが今日のことを最初から知っていたとすれば、今頃彼は――。
「ぁ、ヴェート……なん、でっ……」
「今は他人の心配をしてる場合じゃないよ。……まだ薬がちゃんと効いてないのかな?」
少し困ったように笑うリディお兄様は、そう言うとぱくりと私の唇を食んできた。
「んん゛むぅっ……♡んぐっ♡ッ――んぁっ♡は、やだぁっ……!」
無理矢理くちづけられたかと思うと、舌でぺろぺろと唇を舐められる。
悲鳴を上げようとして口を開いたら最後だ。舌先がぬぷりと咥内に滑り込んできた。
「んぐっ……ンっ♡はっ……♡♡」
ぢゅぷっ♡ぬぷっ……ぬぢゅっ♡♡ちゅっ♡ぴちゃっ♡ぴちゃっ♡♡
卑猥な音を立てながら咥内をまさぐられ、恐ろしさで体が震えあがる。
どうして――どうしてリディお兄様は、こんなことをしているんだろう。
「ん、ぁ゛っ……♡やだっ……あ、ぁっ♡♡♡やめてっ……」
身をよじってなんとかリディお兄様の腕の中を逃げ出そうとするけれど、今度はエデルお兄様の手が私のことをしっかりと寝台に縫い付けている。体格的にも、軍人であるエデルお兄様の手を逃れることは不可能だ。
「暴れるなと言ったはずだ――最も、これ以上体に力など入らないだろうが」
「なん――ん、ぐぅっ♡♡」
小さく息を吐いたエデルお兄様が、なにかを私の唇に押し付けた。
――それを理解するには、たっぷりと時間がかかった。むにむにと唇に押し付けられる、熱くて硬い熱の塊……天を穿つほどに反り立った、お兄様の性器だった。
「やあぁぁっっ……! やめ、んっ……ンお゛っ♡ぉ゛、ぐぅっ……♡♡」
ぢゅぶっ♡ぢゅぽっぢゅぽっぢゅぽっ♡♡♡
咥内に突き立てられた肉棒が――おちんぽが、荒々しく私の喉奥までも蹂躙してくる。
「ん゛ごっ♡ぉ゛♡♡ん、ぐぅぅぅっっ♡♡」
大きすぎる肉の塊は、咥えているだけでも顎が痛くなってしまう。更にエデルお兄様は私の頭を掴みながら腰を振り、何度も何度も唇を犯してきた。
「ん♡む゛ぅぅうぅっ♡♡」
「苦しそうだね、ナターシャ……エデルのちんぽ、大きいから――ねぇエデル、ナターシャのお口オナホ、気持ちいい?」
「……狭くて、熱い。拙い口淫だが――征服している気がして、ゾクゾクする」
ぢゅぽっ♡ぢゅこぢゅこぢゅこっ♡♡♡ごきゅっ♡ぐぽっ♡
普段よりも少し上ずった声でリディお兄様に報告しながら、エデルお兄様は容赦なく私の口を、喉奥を、まるでオナホールのように使っておちんぽを扱き続けた。
「ぐ、ぅっ♡♡む゛ぅっ♡ぁぐっ♡♡うっ♡♡んぐぅっ♡」
こんなの、間違ってる。
だって、私と彼らは――半分とはいえ、血が繋がっている兄妹だ。それなのに、こんな――こんなことをしているなんて、神にすら唾棄する行為じゃないか。
「ナターリヤ……種をっ……精液を、全てお前の喉奥に出してやる。いいか、全て飲み干すんだ。吐き出すのは許さん」
「んんぅっ!? んぐ♡ぉ゛おっ♡♡んぉ゛おおっ♡♡」
いやだ――やめて、こんなの間違ってる。
そう叫びたくても、口いっぱいにおちんぽを突き立てられて言葉を紡ぐことができない。
その間にも強烈なピストンは勢いを増し、喉まんこで長大な肉棒が扱かれていく。
息ができないのと、喉への圧迫感でどうやっても苦痛が勝る――けれど、それが徐々に屈服の甘美な苦しみに代わるのが信じられなかった。
「っお……出す、ぞっ……ナターリヤッ……!」
「んんぉ゛っ……♡ぉ゛ぐぅっ♡♡♡んぉ゛っ♡♡お゛♡むぅぅぅっ……♡」
ぶびゅ♡ぼるるっ♡♡びゅる~~~~~っ♡♡ぼぢゅっ♡
耳を塞ぎたくなるような音を立てて、エデルお兄様の特濃精液が喉奥に流し込まれる。おちんぽが突き立てられたままでそれを吐き出すこともできず、ねっとりと喉に絡みつくそれを嚥下するしかない。
「んぐっ……♡ひっ……やだ……やめ、てぇ……おにい、さま……」
苦くて、青臭くて、ねばねばする。お世辞にもおいしいとは言えないそれを、私は涙を流しながらすべて飲みこんだ。
なのに精液を飲み下した直後から、体がどんどん熱くなる――未知の感覚が恐ろしくてしゃくりあげる私に、今度はリディお兄様が囁いてきた。
「怖かったね。よしよし、よく頑張りました……男のモノを見るのは初めてかな? 最初がエデルのアレだったら、ちょっとトラウマになるよね」
「……兄上」
「冗談だよ。まぁ、これで下準備は終わったかな……ほら、見てナターシャ」
舌の上に残る苦みと体に襲い掛かる倦怠感で、上手く息を吸うこともできない。
それでも、リディお兄様は構わず私の胸をぐにぃっ♡と揉んできた。
「ぁううっ♡」
「わかる? ほら、どんどん乳首勃起してきてる――エデルのちんぽしゃぶって、感じちゃったのかな?」
「ちが、っ……こんな、穢らわしいことっ……」
実の兄妹でこんなことをするなんて、獣の行いだ。
なにかが――この家は、なにかがおかしい。神すらも恐れぬ冒涜行為をしているというのに、リディお兄様は傷ついたかのように目を伏せた。
「穢らわしいなんて、ひどいことを言うね。……でも、ナターシャは頭のいい子だから、きっと僕らがどれだけ君を愛しているのかを、すぐに理解してくれると思う……ほら、体の方はとっくに準備ができているみたいだよ?」
「っあ♡やめ、ぇっ♡♡おっぱい揉んじゃダメ♡むにむにって♡♡乳首摘ままないで♡♡おまんこっ……一緒に触っちゃいやぁっ♡♡」
「ははっ……もう濡れてる。ぐちょぐちょって音、聞こえるかな?」
ぬちょっ♡ぐちゅっ……♡♡ぬちっぬちっぬちっ♡♡
リディお兄様は、片手で私のおっぱいをむにむにと揉みしだきながら、もう片方の手を足の間に挿し入れてきた。触ってもいなかったのに濡れそぼった蜜壺からは、すでにとめどない淫蜜が溢れてきている。
「ぉっ♡♡んぁあっ♡や、らぁっ♡♡やめてっ……ひ、指でぐりぐりって――しない、でぇっ……♡」
おかしいのに。止めなくちゃいけないのに。
浅ましい体はどうしてもリディお兄様の指先に反応してしまう。浅い場所を指でぐりぐり♡と撫でまわされ、尋常ではないほどの快感が体を駆け巡っていく。
「おひっ♡♡ひ、ぃううぅっっ♡♡♡らめ♡♡おまんこ触らないれぇ♡やめっ……たすけ、てぇっ! お父様ッ――」
「無駄だよ。お父様はしばらく領地の視察で帰ってこない……ま、私たちが何をしようとしてるのかは、大体見当がついてるんだろうけどね」
助けを求めてあげた声は、冷たく優しい笑いにかき消されてしまう。
一本目の指で膣内が少し解れてきたら、すかさず二本目の指先が挿入された。にゅぷにゅぷと蜜をかき分けながら動く指先に、私の体はどんどん熱くなり――そして淫らに揺れ動いてしまう。
「あ、ぉっ♡♡ぉひっ……♡♡」
「そろそろかな……さぁ、ナターシャ。こっちを向いて」
快感に思考が焼き切れそうになる……。
そんな時、リディお兄様は私の顎をとって前を向かせてきた。
「ぁ、うっ……」
目の前に突き出されたのは、またも太くて大きなおちんぽ……全体的にゴツゴツと太く武骨だったエデルお兄様のそれと違い、根元がとても太くて亀頭が張り出している――脳裏に焼き付くようなその形に、思わずごくりと喉が鳴った。
「リ、リディお兄様……お願い、それ、だけは……」
「聞けない願いだね。言っただろう? ナターシャが悪いんだって」
ギシッ……と音を立てて寝台の上に乗ったリディお兄様は、私の腰をぐっと掴むと、張り出た切っ先をおまんこにぴとぉっ♡とくっつけてきた。
「予定より、少し早かったけど……でも、ずっとこうしたかったんだ」
くぷっ……♡みぢっ♡みぢぢっ……♡♡
閉じた膣肉を押し開くようにして、お兄様のおちんぽがお腹の中をズブズブと突き進んでくる。
「あー……狭いな。もう少し薬が効いてからの方が、よかったかもしれないけど――」
息もできないくらいの圧迫感に目を見開く私を見下ろしながら、リディお兄様はぐぐっと腰を進めてくる。
不思議なのは、破瓜の瞬間に訪れるという痛みがないということだが――正直、今はそれどころではなかった。
「や、ぁっ……♡入ってきてるぅっ……リディお兄様のおちんぽっ……おまんこに入ってくるぅっ……♡」
「ふふっ、大丈夫だよ……痛くなんてないからね。その為に、ナターシャの食事に薬を混ぜたんだ。……さっきエデルの精液も飲んだし、時間的にはそろそろかな?」
体の中に、自分ではないものが突き立てられている。
最早悲鳴も上げられないほどの恐慌状態に陥った私を抱えて、リディお兄様は美しく微笑んだ。
「レアヌス伯爵家に伝わる秘薬がどんなものか……教えてあげようか? これはね、毒薬なんかじゃない。媚薬だよ」
「び、やく……?」
左耳に唇を押し付けて囁くリディお兄様の言葉を受け取ったのは、その言葉を聞いていないはずのエデルお兄様だった。彼は右耳の耳朶に唇を這わせ、ねっとりと絡めとるような声音で囁いてくる。
「生娘を娼婦のように変える、禁断の秘薬――これで幾人もの王族の女を狂わせ、我が伯爵家は権力の地位を盤石なものにしてきた」
「ん、んぅっ……♡」
ツンと尖った乳首をエデルお兄様の指ではじかれ、子宮がきゅぅうぅんっ♡と甘く疼いた。
「ああぁぅっ♡♡」
ぢゅぷっ♡ぢゅぞぞっ……♡ぢゅっ♡♡にゅぷぅっ……♡♡♡
ぬるりとしていて熱いエデルお兄様の舌が、耳に入ってくる……♡
体の内側を掻き回されるような感覚にゾクゾクして、思わずおまんこがきゅんっとリディお兄様のおちんぽを締め付ける。
「ナターシャのおまんこ、どんどん絡みついてくるよ……? 口で嫌々って言っても、耳舐めレイプでおまんこきゅんきゅん喜んでるみたい」
「ちが、ぁあっ♡♡やめっ……♡耳グポグポしながらおまんこ突き上げないれ♡♡♡らめぇっ♡♡ん♡ん゛おぉっ♡♡おほっ♡やみぇ♡ッほおぉぉっ♡♡♡」
ずこっ♡ずこっ♡ずこっ♡♡ぬぽぬぽぬぽぬぽっ♡♡♡
ぢゅるるっ♡ぢゅっ♡れろぉ~~~♡ぢゅるっ♡
「~~ッ♡♡やめぇぇっ♡おまんこズコズコやめて♡♡耳穴犯さないでぇっ♡♡ワケわかんなくなるっ♡おまんこっ♡♡おまんこきゅんきゅんってキちゃうぅぅッ♡♡」
「んっ……耳を弄られるのが嫌なのか? それなら――」
「ん、ひぃいぃぃっ♡♡♡」
ギチッ……♡♡♡ときつく、クリトリスがつままれた。
本来ならば痛いはずのその強烈な刺激が、頭の中を焼き焦がす背徳的な快感になって理性を打ち崩していく。
「クリトリスまでこんなに勃起させて……媚薬など使わずとも、娼婦の素質があるな」
「お゛っ♡お゛っ♡お゛ほぉっ♡♡♡むりぃっ♡♡これイく♡だめっ♡♡クリゴシゴシ擦るのらめぇっ♡♡ひお゛ぉっ♡♡イくイくイっく♡♡」
しゅこしゅこっ♡と勃起したクリトリスの皮を剥かれ、指先で敏感な肉核を扱かれる。力任せのクリ扱きに反応して、私の腰はヘコヘコと情けなく動き、膣内のおちんぽをさらに強く締め付けた。
「お、お兄様ぁッ♡クリトリス♡クリちんぽ扱くのやめてくらひゃいぃっ♡♡♡んほぉっ♡♡」
「こらこら、こっちもおろそかにしてはいけないよ」
ずこっ♡ぬごっ♡♡にゅっぽにゅっぽにゅっぽっ♡♡♡ぢゅぽっ♡
大きく腰をグラインドさせておまんこを掘削するリディお兄様のせいで、目の前に星が散る。
カリ高の楔型おちんぽで愛液を掻き出されて、太い根元までをねっちりと咥えこむことを強制された。
「お゛っ……♡♡♡やだっ……♡だめぇ♡♡♡兄妹なのにぃっ……♡こんなっ♡こんなセックスぅっ……♡♡」
「強情っぱりだなぁ。私たちはこんなにナターシャのことを愛しているのに」
少なくとも私は、お兄様たちのことを愛してなんかいない。家族愛という意味では愛しているのかもしれないけれど、男女の恋心なんてものは、一度も抱いたことがなかった。
「そんな、のっ……♡愛なんかじゃっ……」
私のことを監視して、屋敷に縛り付けていたリディお兄様。
なにかあれば侍女に折檻が必要かと私を脅かしていたエデルお兄様。
王国の裏社会を担って、後ろ暗いことを何度も繰り返していたであろうこの二人に、愛なんて抱けるはずがない。
「あぁ、そう。残念だな……じゃあ、私たちの愛を実感できるまで犯すしかないね♡」
「へ、ぁっ……ッ♡♡♡お゛ッ……ほおぉぉっ♡」
ど、ぢゅっ♡♡
突然だった。前触れなく、焼けた杭のようなものが背後から突き立てられ――本来ならば性器を受け入れるはずのない後孔に、ぬっぽりと太いそれが突き立てられている。
「お、ぎっ……♡♡」
「やはり、薬のせいかさしたる痛みもないようだ。兄上、そのまま動いてくれ」
「了解……ほら、エデルにお尻処女奪われちゃったねぇ。お尻もお兄ちゃんちんぽでおまんこにされちゃって、たっぷり種付けされるんだよ」
くるしい――内臓を押し上げられる感触と一緒に、言いようのない疼きが込み上げているのは、みない振りをしたかった。
ぐっぽぐっぽ♡と前後からおちんぽで突き上げられ、その衝撃にだらんと舌が垂れ下がる。
「お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡♡や――なんれぇっ♡♡お尻ッ♡おひり犯されてりゅ、のにぃっ♡♡」
ずっ……♡ずっ……♡とゆっくり動く二本のおちんぽは、膜一枚を隔てて擦れあい、抗いようのない愉悦を生み出している。
それらが擦れ合うたびにぷるんっ♡とおっぱいが揺れ、それをリディお兄様がぴんぴんっ♡と弾いてくる。
「ん、ひぇっ♡♡ぁへっ♡やっ……乳首ツンツンってぇっ……♡」
「ナターシャの勃起乳首可愛いよ? ほら、エデルにも触ってもらおうか」
「んぁぁッ♡♡♡やめひぇぇっ……♡おっぱい揉まないで♡乳首シコシコしないでぇっ……♡だめ♡♡ダメになる♡♡♡お兄様ちんぽで感じてイっちゃうからぁっ♡♡♡」
深く杭を打ち込まれながら、片方の胸は形のいいピンク色の爪で弾かれ、もう片方の胸はごつごつした剣ダコのある手で揉みしだかれる。
前後の穴を激しく犯されながら、左右のおっぱいにまったく違う刺激を与えられる――頭の中がチカチカと明滅して、次第にものが考えられなくなってきた。
「お゛ほっ♡♡ッほぉ゛♡ッぁ゛~~~~♡♡♡」
「いい感じに蕩けてきたかな? そうだ、媚薬追加しちゃおうか。皮膚からの摂取でも十分に有効なんだよ、これ」
「先ほど飲んだ分も合わせて……今度はすぐに効果が表れるぞ」
両耳で囁かれ、冷たく粘性のある液体をとろぉ♡と肌に掛けられる。
「ん、ひぇっ♡♡♡乳首♡ちくびあついぃっ♡♡♡んはぁっ♡ぬるぬるしてるぅ♡♡ナターシャの勃起乳首♡ねとねとして気持ちいいよぉ……♡♡」
薬を塗り広げるような動きで、エデルお兄様がぐにぐにと胸を揉みしだき、皮膚に薬液をしみこませていく。
それだけでも気がふれそうなほど気持ちいいのに、リディお兄様が子宮口をズンズン突き上げておまんこディープキスをしてきた。
「ん゛んんぁっ♡♡♡やぇぇっ♡♡イく♡乳首イきキメちゃうぅっ♡♡♡イくイくイくイっぐぅぅっ♡♡♡乳首アクメ♡♡♡おまんことお尻犯されてっ♡♡お兄様ちんぽでヨガりなが乳首アクメイっくぅ♡♡」
「イけ。何度でも、獣のような声を上げてイき狂え――淫らなお前だって、俺たちなら愛してやれる」
ぎゅうぅぅぅっ♡♡ときつく乳首を摘まみ上げられ、子宮がわななく。
二人の兄に抱えられたままの私は、足をピンッと伸ばし、深く壮絶なアクメを極めた。
「やめぇぇぇッ♡♡♡イっちゃう♡またイくのぉっ♡♡♡ひっぎ♡♡イく♡♡」
「乳首イキ、とっても気持ちいいよね? 快楽に素直になっていいんだよ……僕たちは兄妹なんだから、お互いに深いところまで知っていなくちゃ」
「ふ、かい……?」
「そうそう。ナターシャがどんなことをされたら気持ちよくて、どんなふうにイきたいのか……おまんこ種付けアクメがいいかな? それともアナルを徹底的に犯されて精液漬けにされたい?」
優しい声が、頭の奥にしみこんでくる……♡
こんなの、間違ってる。拒絶しなくちゃいけないのに、本能が叫んでた。
気持ちよくなりたい――もっと、たくさん悦くしてもらいたい。
「ナターリヤ……頭のいいお前ならわかるだろう。俺たちは、お前なしでは生きられない。レアヌスの人間は誰よりも身内を愛する……近親婚は俺たちの、究極の愛の形だ」
「あい……? お兄様を、愛する……♡」
「そうだよ。私たちはナターシャのことを愛してるんだ……初めて会った時から、絶対に私たちのお嫁さんにするって決めていたんだから」
優しい二対の手が、私の体をくまなくまさぐってくる。
汗と媚薬と体液でぐちょぐちょになった体に力は入らなくて、私はされるがままに体を波打たせることしかできなかった。
「ん゛ぉっ……♡はーっ♡はーっ♡♡♡」
「それにね、屋敷の外はとても危険だ。レアヌス伯爵家は王国の裏側を牛耳って、日の当たらない方向からこの国を守っているからね。令嬢の君を奪い去って、ひどいことをしようとする男がたくさんいるんだよ。……そう、君のあの、ヴェートとかいう幼馴染みみたいに」
「ちが……ヴェート、はぁっ……そんな、ぁ、ぎっ♡♡」
彼は、私に悪いことなんかしようとしていない――そう弁明しようとした瞬間、お尻に突き立てられたゴツゴツの軍人おちんぽがごりゅっ♡と内壁を穿つ。
「お゛♡お゛ひぃっ♡♡♡お尻あつ、いぃっ……♡♡」
「伯爵家の身内を、たかが一人の職人見習いが養えると思っているのか? 困窮すれば売られるか、お前を出汁にして金をせびってくるか――なんでも、あのヴェートとかいう少年……先ごろ町の賭博場で大負けをしたそうだが」
ぞりぞりっ♡と肉壁を嬲られながら囁かれ、心が大きく揺れた。
「軍部からの、確かな情報だ」
「あ、ぇぇえっ……♡そん、にゃぁっ♡♡んぁ♡♡ぁ゛おっ♡お゛♡♡」
揺らぐ――心が、体が、目の前の屈強な雄に、本能から支配されたいと叫び、揺れている。
「生まれた時から特殊な訓練を受けている私たちと違い、ナターシャはか弱い。だから、多少強引な手段を使ってでも……見張りをつけて、君のことを守らなければならなかったんだ」
許しておくれ、と悲しげに呟くリディお兄様が、コツコツ♡と子宮口をノックしてきた。
「んぁえっ♡♡イっ……♡ひ♡おまんこ♡♡おまんこどちゅどちゅだめ……♡♡おちんぽキくぅ♡♡」
「ん? もっと子宮口犯されたい? 完全に子宮降りきって、種付けおねだりのチン媚び始めてるもんね?」
むちゅっ♡ちゅっ♡♡♡ぢゅぅううぅぅっっっ♡♡♡
確かに、私のおまんこはすっかり快楽に根負けし、自分からリディお兄様のおちんぽに吸い付いてしまっていた。
快楽に突き動かされた体は、禁断の精液を求めて絶え間なく蠢動してしまっている。
「ぁ……♡せーえき……♡♡精液びゅっびゅってしてぇ……♡」
「いいよ。ナターシャが望むならいくらでも中出ししてあげる。でもね、そのためには誓いを立てなくちゃ」
「誓い……? ち、誓うから……なんでも……♡お兄様たちの言うとおりにする……♡」
ぢゅっこぢゅっこ♡と両方の穴を犯されながら、私はとうとうその言葉を口にしてしまった。
気持ちよくなりたい――もっともっと、おまんこガチハメされて、交尾みたいなセックスしたい……♡
蕩け切った心を見透かすように、リディお兄様はちゅっとキスをしてきた。
「んんっ♡♡んむぅっ♡」
舌で口蓋をなぞられて、それだけでイきそうになる♡
ぐちゅぐちゅと唾液を絡めあった後に唇を離すと、幸せで泣きそうになってしまった。
「じゃあ、私たちのお嫁さんになるって誓えるよね? なんでもするって言ったんだもの……いやらしくおねだりして、新妻まんこに中出ししてくださいって言えたら射精してあげる」
「ついでに――あの少年とも縁を切ると誓え。永遠に、お前の心は俺たちのものだと」
逞しい腕に抱きしめられて、途方もない多幸感が脳を焼く。
恋人同士がするみたいに優しいキスをされると、もうダメだった。
「ぁ……♡♡♡ち、ちかう♡誓います♡♡ナターリヤ・ディ・レアヌスは♡♡リディお兄様とエデルお兄様のお嫁さんになります♡♡毎日毎晩おまんこ犯されてっ♡ガチハメ交尾でお兄様たちに気持ちよくなっていただくためのドスケベ新妻になりますから♡♡♡んっ♡も、もう逃げたりしません♡♡ヴェートとも縁を切ります♡♡だから――だからお願い……♡ナターシャのおまんことアナルにっ……お兄様たちのこってりザーメン注いでラブラブアクメさせてください♡♡♡」
言った。言ってしまった……♡
踏み越えてはいけない一線を越えてしまった実感とともに、ゾクゾクと背筋を駆けあがってくる快楽に抗えない♡♡♡
「あーもう、ナターシャかわいい♡あれだけイヤイヤ言ってたのに、自分からはしたないおねだりしてる♡好き♡大好きだよナターシャ♡♡」
ぬ゛こぬ゛こぬ゛こっ♡♡ごちゅっ♡♡ごりゅっ♡ごりゅっ♡ごりゅっ♡♡
「俺たちのものだ――駄目になってしまえ。俺たちがいなければ生きていけないように……ッ」
ぢゅぽっぬぽっずぽっ♡♡ぬ゛~~~♡ごちゅんっ♡♡ぬ゛~~~♡ごちゅんっ♡♡♡
「ッおお゛♡♡気持ちいい♡お兄様おちんぽ♡♡貴族ちんぽと軍人ちんぽにガチハメされて♡♡おまんこ逆らえなくされちゃうぅ♡♡らめぇ♡イく♡♡」
容赦ない突き上げ♡二人とも私のこと孕ませようとしてきてる♡♡
雌を自分のものにしようとする雄の本能で何度も奥を穿たれて、私は幾度となく絶頂させられた。
三人がもつれあって、肉と肉がぶつかる音と肌が擦れ合う感触だけでイきそうになってしまう。
「んぁあっ♡死んじゃう♡♡イきすぎて死ぬ♡♡♡むり♡イぐ♡イっぐぅうぅっ♡♡♡」
「死なないから安心してよ。ほら射精すよ♡ナターシャのちっちゃいまんこに種付け精液出しちゃう♡」
「んあぁっ♡出して♡♡出してください♡♡おまんこ準備できてます♡♡お尻まんこにもいっぱいください♡♡♡」
抽送が早くなり、ばちゅんっ♡と同じタイミングで動きが止まる――♡
「ん、ひぃっ……♡」
ぶびゅびゅびゅびゅっ♡♡♡ぼりゅっ♡♡びゅるるるっ♡♡
ぶぼっ♡♡びゅるるりゅっ♡♡びゅ~~~~♡♡♡ぶびゅっ♡
「あっ♡♡ぁへぇっ♡♡しゅごいぃ♡ひぃぃっ♡♡ィくぅぅうぅっ♡♡♡前も後ろもっ♡♡お兄様のおちんぽで♡♡おしりも♡おまんこもぉ♡♡火傷しちゃうよぉ……♡♡」
永遠に続くかと思われるような、長い長い射精――お腹がぽっこりとしてしまうほど大量の精液を流し込まれた私の胸の中は、幸せで仕方がなかった。
こんなに愛されて、大切にされているんだもの。今までの私は間違っていた――お兄様たちは、私を守ろうとしてくれていたのに。
「はー、やばいな。全部搾り取られた……」
「淫魔よりもなお淫らだ。……美しいぞ、ナターシャ」
ぁ♡厳しいエデルお兄様が、ナターシャって呼んでくれた……♡
それだけできゅんっ♡とおまんこが疼いて、甘イキしてしまう。
「んんぅっ♡」
ぢゅぽん、とおちんぽが抜かれると、逆流してきた精液がお尻の穴とおまんこからぶぴゅぅ♡と弧を描いて飛びだしてくる。
「ぁ……せーえき……♡お兄様たちの精液流れてきちゃう……♡♡♡」
「大丈夫だよ。何回でも注ぎなおしてあげる――少し休憩したら、次はエデルが前で私が後ろになってあげようか」
優しいリディお兄様の言葉に、またおまんこが甘く疼く。
「は、ぃ……♡♡何回でも、何度でも……ナターシャのおまんこに種付け、してください♡」
だって私はもう、お兄様たちだけの淫らな花嫁なんだから……♡