24/08/03 新しい短編を追加しました。ファンタジー+1

ハイスペックすぎる夫に夜ごと溺愛調教されている私たちは、ある日お城で夜の濃厚恋愛事情を話し合うことになりました♡

その2 リッテンシュタイン侯爵夫人カトレアの場合

「まぁ――レオノール様って見かけによらず大胆な方なのねぇ……」

 義妹の話を聞きながら、わたくしことカトレア・フォン・サルヴァトールはほう、と息を吐いてしまいました。
 大輪の花が咲くかのように美しい義妹は、男兄弟の中で育ったわたくしにとってとても可愛い存在――そんな彼女が、怜悧冷徹と呼ばれているあの義弟に、そんな風に蕩かされていたなんて。

「こ、このようなこと、人様に話すべきではないというのはわかっているのですが……私はともかく、レオノールの仕事に影響が出ていないかと思って……」

 義妹のアデリーネは、顔を真っ赤にしてそんな可愛らしいことを言うのです。
 けれど、わたくしと王太子妃であるマルガレーテ様にとって、その手の話題は特に忌避するものではありません。

「お顔を上げなさいな。大丈夫よ、アデリーネ……わたくしもマルガレーテ様も、こういうお話は慣れているわ」
「……お、お義姉様……」
「そうね――わたしたちにだって、悩みがないわけじゃないわ。それにほら……カトレアのところもすごいでしょう? フィオラントを見るたびに、アルが言うのよ。あぁいう手合いが一番恐ろしいって」

 ふるっ……と肩を震わせた王太子妃殿下に、なんとも言えない笑みを返してみます。
 もちろん夫は、わたくしのことを叩いたり、罵ったりすることはありません。それどころかとても紳士的で、粗暴な軍人貴族の家系に生まれたわたくしは結婚当初とても戸惑ったもの――それも、今となっては昔の話なのですが。

「そうねぇ……フィオ様は、普段は他人にも自分にも厳しいお方だから……多少のギャップはあるかもしれませんが……」
「ギャップ、ですか? 確かに冷静な方ですが、お義姉様と一緒にいらっしゃるときは違うのですか……?」

 紅茶に口をつけたアデリーネが、可愛らしく首をかしげました。
 これはあの義弟が虜にされてもおかしくはない――丸く豊かな乳房に、きゅっとくびれた腰を臙脂のドレスで包んだその様は、美をつかさどる女神のよう。

「えぇ……レオノールもそうだと思うけれど、普段強く自分を律する方は、家族と一緒にいる時くらいは気を休めたいはずよ。それが監察官という役職にあるならなおさら……そういう時は、妻として私がお疲れを癒して差し上げないと」

 夫はリッテンシュタイン侯爵と名乗ってはいるが、それはあくまでアンサンベルク公爵の従属爵位――将来的にはフィオ様もこの公爵位を継ぐことになります。
 伝統と格式あるアンサンベルク公爵の名は、常日頃厳しい環境に身を置いている夫であっても強いプレッシャーを感じるものであるらしく……二人の時は、存外甘えたがりなところもあるのです。

「カトレアのところもすごいのよね。そうだ――アデリーネにあの話をしてあげた?」
「いいえ、まだ……その、なかなか二人で話すときは、他の人の目がありますから」

 屋敷の中であっても、互いの性生活の話などおいそれとするものではないでしょう。
 それが許されているのは、王太子妃殿下がいるこの空間だけ。
 マルガレーテ様もかなり――いや、わたくし以上に王太子殿下の寵愛を賜っていらっしゃるものですから、色々と積もるお話もあるのでしょう。

「そうですね、わたくしとフィオ様の場合は……」

 ふと、ある夜のことを思い出します。
 そう……あれはフィオラント様が、ある貴族の汚職を摘発した、その日の夜のことでございました。

● ● ●

 その日、フィオ様はとても暗い表情をなさっておりました。
 なんでも、学生時代のご友人が汚職に手を染めており、彼がその断罪を行ったようなのです。

「フィオラント様……あまり、気落ちをなさいませんよう。ご自分のお役目を果たしただけなのですから……」
「あぁ――わかっている。俺は、自分の職務や役割に忠実でありたい。……だが、人の感情とはままならないものだな」

 弟のレオノールと同じ鬱金色の目を伏せて、フィオ様は物憂げな溜息をつかれました。普段は他人に弱いところを見せまいとするお方なのですが、ここは夫婦の寝室……誰に気兼ねをすることもありません。
 ただ、わたくしだけが彼の話を聞いているのです。

「カトレア……カトレア。こちらへ」
「はい、フィオラント様……今日はお疲れになったでしょう? たっぷりと、わたくしが癒して差し上げます。そのお心がすっかりと晴れるまで――この身体、お好きになさってくださいな」

 そのまま緩く編み上げている髪を解くと、フィオ様は私を強く抱きしめました。逞しくて、しっかりと筋肉のついた腕――武門の出だからでしょうか、そういった男らしいところに、わたくしはどうしても惹かれてしまうのです。

「ぁ、あっ……フィオ様、くるし、っ……」
「許せ、カトレア。……お前はこれくらいで音を上げる女じゃない。それは知っている――今は、互いの体に隙間があるのすら惜しい」

 切れ長の目でじっと見つめられてしまうと、じわじわと熾火のように身中が熱くなります。
 大きな手が乳房に触れるだけで、身を焦がすほどの熱が巻き起こるのです。

「ひ、くぅっ♡ン、ぁ♡はぅ、うっ♡♡」
「カトレア――相変わらず、お前は聖女のような女だ。如何なる時でも俺のことを赦し、宥め、愛してくれる」

 ぬるりと首筋に舌が這い、来ていた服を脱がされてしまいます。
 恥ずかしいということはないのですが、この瞬間はいつもどきどきして――それだけで、おまんこからトロトロといやらしい涎がこぼれてしまうのです。

「ぁ、あんっ♡くすぐったい……♡」
「肌だって、蕩けるように甘い。お前の香りだけでも――俺は、獣のように欲情してしまう。……これでは聖女という言葉は撤回した方がいいか? どんな娼婦よりも淫らで美しいよ、お前は」
「ひぁ、ンっ♡♡」

 かぷりと肩に歯を立てられて、その刺激で大きく体が跳ね上がります。
 むちむちと柔らかな胸を揉みしだかれ、執拗に首筋に唇を押しつけられる――愛咬にも似たそれは、情事の時の彼の癖でした。
 幼い頃から周囲の大人たちの期待を一身に受けてきた彼は、二人きりの時はどこか子どもっぽく――意図的に、自ら理性を放棄しているようなきらいさえあります。
 そうしないと、心を保っていられない――いつだったか、義弟のレオノールから聞いたことがあります。幼い頃のフィオ様は、もっと人間らしかったと。

「んぅ、ぅ♡ぁっ♡♡ぁふ、ぅっ……♡♡」

 ちゅっ♡ちゅっ♡♡と音を立てて肌に吸い付きながら、彼の右手は一心不乱に私の乳房をまさぐってきます。
 胸に触れるのが好きというよりも、柔らかいその感触が好きなのでしょうか。谷間にぎゅむっ♡と顔を埋めている姿は、どこか母性本能をくすぐってきます。

「は、ぁっ……♡可愛い、フィオ様――」
「可愛い? 俺がか……?」

 眉を寄せながらも、ちゅぱっ♡と乳首に吸い付いてくる様は可愛い以外の何物でもありません。
 わたくしの腰を抱きながら甘えるように乳房に顔を埋める姿は、王国広しといえどわたくししか見ることができないものなのですから。

「母乳は出ませんけれど……お気が済むまで、たくさん吸ってくださいな。ぁんっ♡カ、カトレアも……フィオ様におっぱい吸われるの、好き……♡♡」
「そちらの話の方が本音だろう? お前は淑やかに見えて、存外と好き者だ――こんな風に」
「はぅッ♡♡ぉ゛、ッ……♡♡♡」

 カリッ♡と前歯で乳首を噛まれて、甘ったるい声が唇からこぼれ落ちます。
 だめ――乳首噛まれるの、痛くて気持ちいい……♡

「多少刺激が強い方が好みなんだろう。長い付き合いだ、俺がお前の体で知らぬことなど一つもない」

 クッと喉を鳴らしたフィオ様は、そう言うなり私の体をベッドに押し倒しました。
 それも、体を押さえつけるような形で、うつ伏せに――これではまるで、捕らえられた罪人のようです。

「ぁんっ……♡フィ、フィオ様……?」
「さほど強く縛るつもりはないが――痛みがあったら教えるように」
「え……? あ、ぁっ……」

 ぐっと腕を掴まれて頭の上で一つにまとめられたかと思うと、それを柔らかな布が縛り上げます。
 幸いにして関節が柔らかいので痛みはないのですが、自分が拘束されているという事実を飲み込むと頭の中がじわじわと痺れてきます。

「なに、を……」
「今日は、このままお前を抱きたい」

 熱のこもった声でそんな風に言われて、わたくしは最初言葉の意味が理解できませんでした。
 ですが、時間をかけてそれを咀嚼すると――蹂躙の予感に、内腿がじっとりと湿ってくるような気配がしたのです。

「いいか?」
「……フィ、フィオ様のお好きなように……この通り体は頑丈ですから」
「痛めつける気はない。ただ――今日は、優しくはできないかもしれないな」

 普段優しく抱いてくださったことがあったかしら、と一瞬要らぬことが頭をよぎりましたが、その考えもすぐに掻き消えてしまいます。

「あ、ひっ……♡や、やぁっ♡♡」
「従順にしていれば、尻を叩いたりもしない。俺はレオノールと違って、嗜虐嗜好はないからな」

 むにぃ♡と艶めかしい手つきでお尻を揉みながら、フィオ様は荒く息を吐きだしました。
 そして、カチャカチャと金属音が聞こえたかと思うと、丸いお尻の割れ目に熱いものを押し当てられます。

「くぉ……♡お、おちんぽ……?」
「あぁ、そうだ――お前の好きなモノを、期待で蕩けたこのまんこに突き立てる。後ろから、獣のように犯して膣内を蹂躙し、子宮を精液でいっぱいにしてやろう」

 ずり♡ずり♡♡と熱いおちんぽを擦りつけながら囁かれる言葉は、まだろくに触れられてもいない体に期待を与えてきます。

「そ、そんな……そんなこと……♡」

 獣のように犯される自分の姿を想像しただけで、声が上ずって腰が揺れてしまいました。きっと、既におまんこもとろぐちょになっていることでしょう。
 はやく――早くおちんぽ挿入れられたい♡早く犯されたい♡
 頭の中は、そればかりになってしまいます。

「はっ♡はふっ♡♡ふぅうぅぅっ……♡♡」
「なんだ、もう興奮しているのか? 大きな胸と尻を震わせて――本当に、牝牛のようだ、な……ッ!」
「ほ、ひぃッ♡♡♡」

 ぐぽっ♡ごりゅごりゅっ♡♡♡ずぱんっ♡♡ぼちゅっ♡♡
 長大なペニスが、すさまじい音を立てて膣内に挿入されてしまいました……♡

「お゛、ほっ♡いきなりっ♡♡いきなりこんにゃっ♡♡あっ♡あんっ♡あんっ♡♡♡激しすぎますぅ♡♡」
「獣のように犯すと、前もって宣言しただろう? しかし――慣らしてもいないのに、ここまでナカが蕩けているとはな……」

 ばちゅんッ♡ばちゅんッ♡♡と、腰を打ちつけられるたびに目の前がチカチカします♡発情しきったおまんこを一気に貫かれて、肉襞が歓喜に震えながらおちんぽ様を締め付けているのです♡♡

「お゛っ♡お゛ぅっ♡♡ほ、ぉ゛おッ♡♡しゅごいの♡フィオ様のカリ高おちんぽ♡♡♡わたくしのおまんこ躾けられちゃう♡♡♡こんにゃ♡こんにゃいやらしい格好でぇっ♡♡♡」

 いつの間にかわたくしは、お尻を高く掲げて腰を振り、自分の気持ちいいところにおちんぽをお迎えしようと浅ましく揺れ動いておりました。
 その間にも、フィオ様のおちんぽはどちゅどちゅっ♡と容赦なく膣窟を穿ち、貪り、絶え間ない快楽を与えてくださいます。

「相変わらずの名器だな、カトレア……!」
「あ、ありがとうございまひゅ♡ありがとうございますぅっ♡♡♡いやらしいカトレアのとろとろおまんこ♡♡そんな風に褒めていただけてうれしいです♡♡ぁひ♡もっと♡もっといっぱい使ってくださいませ♡♡♡フィオ様が満足するまで♡おまんこぢゅっぽぢゅっぽってしてくらさぃ♡♡♡」

 ぬこぬこぬこっ♡と激しくピストンを繰り返されて、振り乱した髪が視界を妨げてきます。
 体じゅうに汗をかいているのは彼も同じらしくて、時折甘えるように胸板を押しつけられると、肌の湿り気を感じることができました。

(甘えてくださってる♡フィオ様のおちんぽ♡♡わたくしのおまんこに甘えてくださってるんだ♡♡♡)

 ぢぅうぅぅ~~~~♡♡♡と最奥にキスをする亀頭は、まるでおねだりをしているみたい。
 一心不乱に打ちつけられる腰も、荒い息遣いも、なにもかもが可愛らしく思えてきました。

「ぁへっ♡へっ♡♡ぇあァっ♡♡♡」

 どっちゅ♡どっちゅ♡どっちゅ♡♡ずこずこずこずこっ♡♡♡ぱちゅんっ♡♡

「ん゛ひっ♡本気ピストンしゅごい♡♡♡孕ませにきてる♡おまんこどちゅどちゅってして♡♡♡雌の自覚植え付けられちゃいまひゅ♡♡♡」
「あぁ――そうだ。お前は俺の、俺だけのおんなだ。わかるな? 俺だけが、お前を抱く権利を得た唯一のおとこだ……!」
「ひ♡くひぃぃっ♡♡♡ぉ゛♡お゛ッ♡ふぁい♡ありがとうございます♡♡♡雌にしてくださって♡あなただけのえっちな奥さんにしてくださってありがとうございます♡♡♡」

 おちんぽ様が子宮口に甘えてきています♡かわいい♡♡種汁出したくてウズウズしながらおまんこ気持ちよくしてくださっています♡♡♡

「ンは♡ぁあうっ♡♡♡イく♡こんなのすぐにイってしまいます♡♡♡完堕ちアクメ♡♡旦那様のおちんぽで躾けられてイぐぅっ♡♡♡」

 ごちゅっ♡と一際深いところを抉られた衝撃で、わたくしは身を震わせながら絶頂に達してしまいました。
 深イキの余韻でぐるんっ♡と目を剥いたわたくしは、それこそ獣じみた声を上げながら、更にフィオ様に揺さぶられます。

「ぉ゛……♡ぉ゛、ッ……♡♡♡」
「まだ音を上げるの早いぞ、カトレア。一度や二度達したくらいで、俺の手から逃げられると思うな――」

 そう言うと、フィオ様は熱いおちんぽを引き抜くと、今度はわたくしの体を仰向けにひっくり返します。腕の戒めはそのままで、おまんこがよく見える淫らなポーズをさせられてしまうのです。

「ぁ……♡おちんぽ、抜けちゃ……♡」
「ほんの少し抜いただけでも寂しいものか? 膣口がヒクついて、物欲しそうにしているぞ」
「さ、寂しいです♡フィオ様が、わたくしの中からいなくなってしまう……」

 自分の中にあった熱が失せてしまうのは、わたくしでなくとも寂しいはず。
 きゅんきゅんと切なく疼くおまんこを押さえたくても腕は縛り上げられ、体も絶頂の余韻で自由には動かせません。
 なので、わたくしは腰をくねらせ、熱い息を吐いてフィオ様におねだりをします。

「早く……また、フィオ様のおちんぽ挿入してくださいませ……♡寂しがり屋のおまんこ♡早く塞いでください……♡♡」
「いつの間に誘いが上手くなったのやら――だが、そうだな。せっかくだから、まずはその豊満な胸で奉仕をしてもらおうか」

 低く笑うと、フィオ様は両手を使ってむにぃ♡♡とわたくしの両乳房を持ち上げました。
 張りというよりは柔らかさに特化したわたくしの雌牛おっぱいは、彼の手で簡単に形を変えられてしまいます。

「ぁ……♡あんんっ……♡♡」
「これほど柔らかく、簡単に形を変える乳房だ。ナカだけではなく、胸まで優秀だとは――気を付けなければ、際限なく搾り取られてしまいそうだ」

 たぷっ♡たぷんっ♡♡とスライムのような柔らかさの胸を持ち上げられるだけで、付け根の部分に甘い痺れが走ります。
 フィオ様はあろうことかその胸を持ち上げると、テラテラと愛液で濡れたおちんぽを谷間に挟んでしまいました。

「く、ぅっ……♡♡♡あつ、いぃ……♡」

 粘膜同士が擦れ合うよりもダイレクトに熱が伝わってきて、わたくしはこのおちんぽに魅入られてしまいました。
 自分で胸を寄せて少しでもおっぱいまんこで感じていただきたいのですが、腕を縛られたままではそんなこともできません。

「ぁ、あの――フィオ様。これ、腕の取ってください……」
「どうした、辛いか?」
「そう、ではなくて……あの、縛ったままがよろしいなら、せめて腕をおろしていただけませんか? その方が、胸を寄せて差し上げられるので……きっと気持ちいいかと」

 どうしても筋肉の動きで乳房の形は変わってしまうので、仰向けのままでは谷間の幅が広くなってしまいます。
 極太のおちんぽを包み込むにはそれほど隙間ができるわけではないけれど、どうせならば心行くまでオナホのようにおっぱいも使ってほしいのです。

「……なるほど。では一度縄を解くぞ」

 縄と言いましても、麻縄のような武骨なものではありません。真っ赤に染められた、ビロードのように光沢のあるそれは、どちらかといえばリボンのようでもありました。

「ん、んっ……♡」

 戒めが解かれると、一気に血液のめぐりがよくなります。
 腕を下ろし、胸を寄せるようにして挟んだまま両手を突き出すと、フィオ様は新たに手首を縛ってくださいました。

「苦しいところは」
「ありません。わたくしの力でほどけない、ぎりぎりのところです……お見事ですわ」

 そう言って微笑むと、彼も心得たかのように頷いてくれます。
 なんだかんだと言いながらも、フィオ様はとてもわたくしのことを気遣ってくださる――これが、夫婦円満の秘訣なのかもしれません。

「どうぞ、カトレアのふわふわおっぱいまんこで……ギンギンに勃起したフィオ様のおちんぽ、気持ちよくなってください……♡」

 そう言うや否や、熱い塊が乳肉の合間をぬぷぬぷと蹂躙し始めます♡
 おっぱいが犯されている♡
 仰向けになったことで、おちんぽのいやらしい造形をまざまざと見せつけられてしまいます。疑似的なセックスを見せつけられて、浅ましく子宮が疼いてしまいました……♡

「は、くぅ……♡ンっ♡♡ん♡ぁあっ♡♡」

 たぷんっ♡たぱっ♡たぱっ♡♡♡にゅっぽにゅっぽ♡♡
 汗でにわかに湿った肌を、赤黒く滾ったおちんぽが出たり入ったりを繰り返します。
 顔を見せる亀頭に舌を伸ばしてみると微かに苦くて、それがまた快楽のスパイスとして脳内をチリチリと焼き焦がしました。

「ぁんっ♡むっ♡♡♡あふぅっ……♡♡おちんぽ熱い♡こんな♡こんなのおかしくなってしまいます♡♡犯されることしか考えられない♡本当に獣の雌になってしまうぅ♡♡」
「それでいい――ベッドの中では、それだけが正解だ。俺に犯され、身も世もなく喘ぎ、ただ感じていればいいんだ。煩わしいことは、全て寝室の外に捨て置いてしまえ」

 無遠慮に乳肉を蹂躙するために、フィオ様が激しく腰を振ります。
 鍛え上げた肉体に浮かんだ汗が、月の光を弾いていました。鬱金色の瞳が、妖艶に細められます。

(たべ、られる……♡わたくし、食べられてしまうんだ♡♡この美しいひとに、ひとかけらも残さず食いつくされてしまう♡)

 甘えるようにわたくしの体を求めるフィオ様は、獰猛に喉を鳴らすとより一層激しく抽送を繰り返します。
 その度に胸が大きく揺れ、犯されている谷間の、皮膚の薄い部分から途方もない快楽を受け取り、わたくしはいつしか軽く腰を反らして感じ入ってしまいました。

「あ♡♡♡ぁううっ♡ンぁ♡おっぱい♡おっぱいすごい♡♡気持ちよすぎます♡♡イく♡イくぅっ♡♡♡乳まんこ犯されてイきます♡お゛ッ♡乳首らめ♡引っ張らないでくださいませぇ♡♡伸びる♡乳首伸びてしまいまひゅ♡♡♡」

 ぬっぽぬっぽ♡とおっぱいを犯しながら、フィオ様はその先端で尖っていた乳首をきつく引っ張り始めました。
 小さな痛みよりもずっと強い快楽だけが背筋を駆けのぼり、理性を貫いてきます。

「らめぇ♡お゛ッ♡お゛ッ♡お゛ッ♡♡♡らめ♡ちくびひっぱっちゃ♡♡♡あへっ♡き、気持ちよくなっちゃう♡♡んひ♡や♡やぁあっ♡♡ァんんっ♡」
「胸を犯され、乳首を刺激されただけでイくのか? 淫乱な奴……俺はまだ満足していないぞ?」

 ギュッ♡と強く乳首を抓られたかと思うと、一度はたと抽送が止まってしまいました。
 喪失感に顔を上げると、フィオ様はじっとこちらを見つめています。

「豊満なおっぱいまんこに、種付けされたくないのか?」
「た、種付け……?」
「お前の白い肌の上に、濃い精液を吐き出して滅茶苦茶にしてやろう。聖女のごときお前が、蕩けた顔をした穢される姿は――きっと、これ以上なく興奮できる」

 熱のこもった声が、鼓膜をくすぐります。
 それと同時に、わたくし以上にフィオ様が強く欲情なさっていること――熱に曇った思考が、ほんの一瞬だけ透明になります。

「だ、だめです……」
「――なんだと?」

 上ずった声で告げた拒絶に、フィオラント様が鬱金色の目を見開かれました。
 よもや拒絶されるとは思っていなかったのでしょう。わたくしも申し訳ないとは思うのですが、こればかりは意を決して口を開きます。

「わたくしのことを、滅茶苦茶にしたいと思うのなら……どうか、胸ではなくてこちらを――グツグツに濃縮された、濃くて熱いフィオ様の精液は――カトレアのおまんこに、たっぷり種付けしてくださいませ……♡」

 声を震わせながらそう告げると、フィオ様はまた大きく目を見開いて――それから、深く息を吐きました。

「お前の言いたいことはわかった。まったく、よくできた妻を持って俺は幸せだ」
「フィオ様……ッん゛っ♡」

 ぬぽ♡とおっぱいオナホからおちんぽが抜き取られます。
 ……反り立って太ましいその切っ先は、獰猛に涎を垂らし、わたくしを犯しつくすために太腿に擦りつけられようとしています……♡

「お゛♡げ、限界おちんぽすごい……♡熱さも♡質量も♡♡わたくしに種付けしたがっておっきくなってる……♡♡♡」
「だろうな。焦らしに焦らされてとっくに限界だ――お前が滅茶苦茶にしていいと言ったんだ。遠慮なく、言葉に甘えさせてもらおうぞ」

 小さく笑う音が聞こえたかと思うと、再び勢いよくおちんぽが突き立てられました♡

(さっきとは違う角度♡さっきとは違う衝撃……♡♡これだめ♡おまんこ♡おまんこ溶けちゃう♡♡♡あつあつおちんぽでトロトロにされちゃうぅっ♡♡)

「ほ、ぉお゛っ……♡♡はいって、りゅ♡♡凶悪おちんぽ様♡はいってきちゃってるぅ♡♡♡」

 ぬぶぅっ♡にゅぷっ♡♡ずんっ♡ずんっ♡ずんっ♡♡♡
 太い杭を打ち込まれているかのように、おまんこがどんどん広げられてしまいます♡
 先ほどとは違い、自分が犯されているところをよく見ることができるからか、蜜が溢れてより滑りがよくなっているような気がします。
 更に、水っぽい音も鼓膜に絡みついて頭の中までも犯されているような感覚すら覚えてしまいます。

「ッあ♡ぁおっ♡♡フィオさま♡フィオ様すき♡♡すきぃっ♡♡♡あっ♡ん゛ぁあっ♡♡ぁんんっ♡おちんぽぐぽぐぽって甘えてきてる♡子宮口に♡いっぱいキスしてるぅうっ♡♡♡」

 ぢゅぷっ♡ぬぷぬぷっ♡♡ぱちゅ♡ぱちゅっ♡♡ばちゅんっ♡♡♡
 繰り返されるピストンに頭の中が弾けて、もうなにも考えられなくなってしまいます♡
 フィオ様も相当我慢なさっていたのか、遠慮が一切ない荒々しいピストン♡
 フーッ♡フーッ♡♡って荒い呼吸で一生懸命ぱこぱこしてくる♡♡♡

「ッぎ♡奥♡奥ごつごつって気持ちいいの♡♡♡子宮押し潰されちゃう♡おちんぽでお腹の奥こわれちゃうぅっ♡♡♡」

 余裕のないピストンで、わたくしも幾度となく絶頂を繰り返します。
 それでもフィオ様は動きを止めることなく、無我夢中でわたくしを犯し続けました。

「お゛ッ♡お゛♡イく♡♡イくイくイくぅぅうっ♡♡♡イっております♡も♡イけない♡♡イせないれくださいませぇ♡♡♡」
「できない質問だ、な……ッ♡」
「ッおぉぉ゛♡♡ほぉ♡ぉ゛~~~~♡♡♡あっ♡あ♡せーえき♡精液上ってきております♡種付けされちゃう♡♡濃厚ミルクありがとうございますぅ♡♡♡」

 ぼちゅっ♡ごちゅっ♡♡ぬぷぬぷぬぷっ♡♡♡ズンっ♡ぬこっ♡ぬこっ♡♡♡
 激しく膣奥を穿たれ、やがてたっぷりの濃厚精液がどぷどぷっ♡と注がれてしまいました……♡
 おまんこが必死になってそれを飲みこもうと、きゅんきゅんと蠕動します……♡

「ぉ゛♡ほぉ゛ぉっ……♡♡♡」

 情けないイキ顔を晒しながら、わたくしは何度目かもわからない絶頂を極めてしまいました。
 舌を突き出して感じ入るわたくしを見下ろしながら、フィオラント様は至極穏やかな笑みを浮かべるのです。

「本当に――お前を妻に迎え入れてよかった」

 そのお言葉に背を押されて、わたくしはまたこのお方を甘やかして差し上げたいと、そう思うのです。